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アドベンチャーゲームブックを語るよ(作り方つき)


1980年台に一大ブームを起こした「ゲームブック」というものを皆さんご存じですか?今回はブームが過ぎ去ってもなお面白いゲームブックについて紹介していきたいと思います。

 

オンラインで遊べる無料ゲームブック

暗殺者潜入

なかなかに本格派

ドラゴンの洞窟

女神リーブラの呪い

ギャグテイストです

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ゲームブックは基本的に小説の体を取っていますが、一つだけ違うところがあります。
それは物語を読者自身が決めることが出来るということ。
ゲームブックは最初から順番に読んでも意味が通るようには作られておらず、
各パラグラフの最期にある選択肢を選ぶことによって物語が進みます。

 

 

説明だけでは少し理解しがたい部分があるかもしれませんので、
実際に簡単なゲームブックで遊んでみましょう。

 

 

ZaNexオリジナルゲームブック「財宝を探せ」

1君は恐れを知らない冒険者だ。過去にはオーク軍と戦い名をはせたこともあれば、極悪非道な魔法使いを討伐したこともある、その道では知らない人がいないという有名人だ。

 

 

今君がいるのはギラン帝国から西に100kmほどの場所に位置する火吹平原。
この平原には今まで誰も手に入れたことがない、大きな真珠が隠されているともっぱらの噂だ。仮にその真珠を得ることができれば、君はさらに名声、そして富を得ることが出来るだろう。

 

 

君の周りは一面の平原で草が生えているばかりだが、少し北側には川が、はるか南側には洞窟がある。君はどこを探すか?北側の川なら2へ。南側の洞窟なら8へ。

 

 

2君は川に向かっている途中で地面に落とし穴があるのを見つけた。落とし穴の直径は50cmぐらいだが、穴の中はかなり深くて見えない。君はどうするか?穴を迂回するなら3へ、飛び込んでみるなら7へ。

 

 

3君の目の前には川がある。川は君から見て左から右にかなりのペースで流れている。川の深さはかろうじて足が付くくらいだが、幅は10mぐらいあり、どう見ても飛び越すのは不可能だが、川の中を渡れる保証はどこにもない。ふと足元を見ると君の頭ほどもある大きな石がある。これを持って渡れば水の勢いに流されずに、向こう岸に到着できるかもしれない。この石を持って川を渡るなら4へ、石を持たずに川を渡るなら5へ、川を渡るのはあきらめて南の洞窟に向かうなら8へ。

 

 

4川の流れが早すぎて、君はまともに進めない!激流はますます勢いをまし、君の意識はもうろうとする。それでも川を渡ろうとするなら5へ、諦めて岸に上がるなら6へ。

 

 

5君の判断は間違っていた!君はついに流れに押し負けて川の下流へと流されてしまう。必死に抵抗しようとする君の足に激痛が走る。噛みつき魚が攻撃してきたのだ。
多数の魚に体をボロボロにされて、君の体はただの肉塊になる。君の冒険は終わりだ。

 

 

6君は息も絶え絶えに川から上がる。何かの武器になるかもしれないと思い、君はこの石を持っていくことにする。一息ついたら南の洞窟に向かおう。8へ。

 

 

7君は「好奇心は猫をも殺す」という諺を知っているだろうか?知らないならばこれを機会におぼえておくといい、下手に余計なことに首を突っ込むと痛い目を見るという意味だ。
君が飛び込んだのはこの平原を狩場とする先住民・首狩り族が掘った罠だ。
君は穴の底に仕掛けられていた無数のやりに体を貫かれて死ぬ。
君の肉は先住民の首狩り族どもがきれいにかたづけてくれるだろう。

 

 

8南の洞窟の入り口は近くで見ると思ったより狭い。中に入るといきなり二手に道が分かれている。君はどうするか?左側の道を行くならば9へ。右側の道ならば12へ。

 

 

9少し進んだところで通路は行き止まりになる。壁は愛想のない岩でできていて、手で探ってみても秘密の抜け穴は見つからない。
君が引き返そうとしたその刹那、目の前の行き止まりの壁が開いて一本の矢が飛んできた!
君は石を持っているだろうか?持っているなら10へ、持っていないなら11へ。

 

 

10君はつくづく運がいい。矢は石に当たってはじかれて落ちた。
君は幸運に感謝すると、先ほどの分かれ道まで引き返して今度は右側の通路を選ぶ。12へ。

 

 

11残念、矢は一直線に君の心臓を貫いた。君の冒険はここまでだ。

 

 

12しばらく進むと金銀財宝の山が見つかる!金の延べ棒やら金貨やらがうずたかく疲れている光景に、君はめまいを覚える!君はすぐさまお宝に飛び込むか(13へ)、それともしばらく周りを探ってみるか?(14へ)

 

 

13君がお宝に飛び込んだ瞬間、お宝は消えた。代わりに現れたのは無数の針地獄。
君の体は一直線にそこへ飛び込んでいく。金銀財宝の山は魔法使いが見せていた幻影だったのだ。君の冒険は終わりだ。

 

 

14周りを良く見ると洞窟の隅に小男がいるのが目に入った。君はその男に何をしているのかと声をかける。その男は君に気が付くと慌てて洞窟の外に立ち去ってしまった。
君はこの男を追いかけるか(15へ)、それとも無視して宝を拾おうとするか(16へ)?

 

 

15君は男を追いかけるが、あっという間に見失ってしまう。仕方がないので洞窟に戻り、先ほどの金銀財宝を拾うことにする。16へ。

 

 

16なんと先ほどまであったはずの金銀財宝が消えている!代わりにあるのは無数の針地獄。
金銀財宝は先ほどの男が見せていた幻影だったのだ。おそらく奴はこの宝に目がくらんで飛び込んだ冒険者たちの持ち物をあさって生きていたのだろう。針地獄に転がっている、君ほど慎重でなかった者たちの白骨がそれを物語っている。君はとりあえずその白骨の持ち物を探る。一つの死体のザックから金貨3枚が出てきたので、ありがたくいただいておくことにしよう。

 

 

さらにあたりを見渡すと洞窟の壁のかなり高い位置に何やら棚が備え付けられているのが目に入った。棚は君の身長よりもだいぶ高いところにあり、並の人間には手が出せない。
おそらくさっきの男があの棚の上に何かを隠しているのだろう。君は近くの石を拾って棚を落とそうとするか(17へ)、それとも危険を冒さずにもう帰るか(18へ)?

 

 

17見事命中!棚は崩れ落ち、君の目の前にその上に隠されていたもの――大きな真珠が転がり込む!これこそ君が求めていたものだ!19へ。

 

 

18大きな真珠は手に入れられなかったが、とりあえず金貨3枚は手に入ったし、何より命は無事だ。今はこの幸運に感謝して、暖かい家に帰ることにするのがいいだろう。君の冒険はとりあえずここでおしまいだ。

 

 

19君は大きな真珠をザックに詰めて帰還する。おそらくこの真珠を売り払えば、相当な期間は遊んで暮らせるだろう。君の冒険は大成功の内に終わった。

 

 

おわり

いかがでしたでしょうか。ゲームブックでは文章の最後に選択肢があるので、読者はその中から最適だと思うものを選んでいきます。その選択が正しければ少ない危険でハッピーエンドにたどり着くことが出来ますし、逆に選択を誤ればすぐに危機に陥ります。今回は簡単なものなので描写はありませんでしたが、実際のゲームブックではさいころを用いた戦闘や持ち物による状況判定、魔法を駆使するシーンなども取り入れられることが多いです。

 

作り方のコツはいろいろありますが、一番のポイントはきちんとフラグを管理することです。何の脈絡もなくいきなりキャラが死んだり危機が訪れたりするのはプレイヤーにとっては不愉快なことです。フラグを管理し、前段階で正しい行動をした人にはそのご褒美に安全や情報を与え、そうでないプレイヤーには危機を与える、これが基本です。

 

 

次回の記事ではゲームブックの中でもおそらくもっとも有名である「ファイティングファンタジーシリーズ」について語っていきたいと思います。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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