メガシンカポケモン特集、トリを飾るのはディアンシーです。
第六世代では唯一メガシンカを果たすことになった彼女。
その若干無駄が多い種族値と、それにかみ合わない特性から当初は微妙扱いされていましたが、
メガシンカによって一転攻勢を仕掛けることが出来るのでしょうか?
メガディアンシー関連リンク
頭部のダイヤは200カラットを超える
攻撃が貧弱すぎるのが悩みどころ
お姫様みたいですね
手順はとっても簡単です
ディアンシーとメガディアンシー基本データ
タイプ:岩・フェアリー
4倍弱点:鋼
2倍弱点:水、地面、草
1/2耐性:炎、ノーマル、飛行、悪、虫
無効:ドラゴン
とくせい
クリアボディ→マジックミラー
種族値
メガシンカ前:H50 A100 B150 C100 D150 S50
メガシンカ後:H50 A160 B110 C160 D110 S110
まずはメガシンカ前のディアンシーはいわゆる幻のポケモン扱いで、
種族値合計はこれまでの幻ポケモンと同様に600。
ただしその配分はかなり偏っており、いわゆる鈍足、高耐久、両刀型のバランスになっていました。
が、対戦環境ではそれほど恵まれていたわけではありませんでした。
まず、耐久の種族値配分はHが低くBDが高い形になっています。
ハピナスやカビゴンを見てもわかるとおり、ポケモンの耐久は種族値合計が同じなら基本的にHが高い方が有利です。BD230もあるツボツボが思ったほど固くないのも、Hが極端に低いためです。
ディアンシーはツボツボほど極端な種族値配分ではありませんでしたが、やはり同様の悩みを抱えていました。
加えてSも50とかなり遅く、多くの相手に先手を取られていました。
鈍足で高耐久となればいかにも耐久型が似合うように見えますが、
実際には鋼4倍が足を引っ張ってそれほど活躍できませんでした。
第6世代では鋼技の需要が高まっており、どのパーティにも一匹入れるのが半ば常識化してしまったため、それに対する対抗手段が乏しいディアンシーはいまいち動きにくかったです。
ACはともに100あり両刀可能といえば聞こえがいいですが、
実際には物理も特殊も中途半端になりがちでした。
技ラインナップも極めて貧弱であり、特にまともなリスクの少ない物理技はダイヤストームしかありませんでした。
と、こんな書き方をするといかにも弱そうに見えますが、
他が強すぎただけで不遇というほどではありません。サポート技はステルスロック、めいそう、まもる、トリックルーム、両壁などわりと充実しており、弱点をつけない相手には強く出られました。
専用技にして唯一のまともな物理技、ダイヤストームが威力100、命中95、防御50%で上昇と非常に使い勝手がよかったのも事実です。先述の幅が狭く読まれやすいのは事実でしたが。
メガシンカポケモン育成論・基礎データ一覧
ゲンシグラードン | ゲンシカイオーガ | メガディアンシー | メガレックウザ | メガラティアス | メガラティオス |
メガメタグロス | メガジュカイン | メガタブンネ | メガミミロップ | メガオニゴーリ | メガサメハダー |
メガピジョット | メガバクーダ | メガスピアー | メガチルタリス | メガエルレイド | メガヤミラミ |
メガヤドラン | メガラグラージ | メガボーマンダ | メガハガネール | – | – |
そんなディアンシーもORASではようやくメガシンカ。
種族値配分は一変し、耐久向きの鈍足から一気にアタッカー向きの高速ポケモンに生まれ変わりました。その代償として耐久は大幅に下がってしまいましたが、まだ並より少し高い程度はあります。
相変わらず攻撃技が貧相なので戦術がモロバレルなのは残念ですが、
そうはいってもダイヤストームは非常に強力です。
とくせいはメガシンカしたことによりマジックミラーに変化しました。
マジックミラーは変化技を軒並み跳ね返す強力な特性ですが、
相手もバカではないのでディアンシー相手に変化技を打つわけはありません。
しかし、ディアンシーをパーティに入れておけばそれだけで変化技に頼る戦術のポケモンを縛ることが出来ます。逆にこれがないとフェアリーアルセウスの方が高耐久で技範囲も広く、耐性も優秀になってしまいます。
メガディアンシーを使う場合は必ずとくせいを生かした戦い方をするようにしましょう。
メガシンカしても基本的に鋼には不利で、特に大地の力も等倍のハッサムとナットレイは天敵です。引くところを間違えないようにしてください。
育成論って書いてるならせめて育成論書こうぜ。調整とか仮想敵とか全く書いてないじゃん
↑俺も知りたい