メガシンカポケモン特集、第17弾はラティオスです。
第五世代では高速のドラゴンタイプとしてかなりの人気を誇ったラティオス。
エスパー複合は当時人気だった格闘受けにも適しており、受けとアタッカー両方の役割をこなせました。
第六世代ではメガシンカを手に入れ、さらに暴れ廻ろうとしています。
メガラティオス関連リンク
体が大きく高速飛行が得意。
これは便利
物理技が貧弱すぎるだろ
大空を自由に飛び回ろう
ラティオスとメガラティオス基本データ
タイプ:竜、超
弱点2倍:氷、虫、霊、竜、悪、妖
耐性1/2:炎、水、電気、草、格闘、超
無効:地面(特性によるもの)
とくせい
ふゆう→ふゆう
種族値
メガシンカ前:H80 A90 B80 C130 D110 S110
メガシンカ後:H80 A130 B100 C160 D120 S110
まずはラティオスの以前の活躍を振り返ってみましょう。
第五世代では格闘受け兼特殊アタッカーととして活躍していたラティアス。
その高いCから繰り出される流星群の威力は絶大で、
多くのポケモンの脅威になっていました。
当時格闘が幅を利かせていたため、それを受けられるという点でも魅力的でした。
素早さも110と当時のドラゴンタイプでは最も高く、
ガブリアスをはじめとする全ドラゴンタイプに有利でした(スカーフ持ちを除く)。
しかし、第六世代に入ると環境は一変。
まず、フェアリータイプの参入により弱点が新たに一つ増えてしまいました。
これにより弱点は6つとかなり多くなってしまい、自慢の特殊耐久を生かしづらくなりました。
また、ファイアローが新規投入されたことにより格闘タイプの需要が大幅に低下、
それに伴い格闘を受けられるラティオスの需要も減っていきました。
流星群の威力が140から130に下がってしまったのも地味に痛く、
以前は一撃で持って行けた相手に残されるというケースも増えてしまいました。
とはいえその辺は腐っても種族値合計600、使用率はいまでもそれなりを誇っています。
まあ、ドラゴンタイプはまだガブリアスが一番幅を利かせている状態ですが……。
メガシンカポケモン育成論・基礎データ一覧
ゲンシグラードン | ゲンシカイオーガ | メガディアンシー | メガレックウザ | メガラティアス | メガラティオス |
メガメタグロス | メガジュカイン | メガタブンネ | メガミミロップ | メガオニゴーリ | メガサメハダー |
メガピジョット | メガバクーダ | メガスピアー | メガチルタリス | メガエルレイド | メガヤミラミ |
メガヤドラン | メガラグラージ | メガボーマンダ | メガハガネール | – | – |
そんなラティオスがORASではいよいよメガシンカ。新たな道を歩み始めます。
種族値的にはAとCが大幅上昇、BとDも多少上がりました。
特に今まで中途半端だったAが90から130に大幅アップしたため、
物理アタッカーや両刀としての道が開けそうに思えます。
が、残念ながらメガラティオスはご存じの通りあまり物理技に恵まれていません。
まともに使える物理技は地震と鋼の翼ぐらいです。
地震はメガボーマンダでも放てますし、Aは無駄な上昇だった、他に回してほしかったという声も少なくありません。やはり両刀よりも特殊アタッカーのが無難で使いやすいようです。
Sが上昇していないのも地味に痛く、メガボーマンダに抜かれることになってしまいました。
育成論は補助技を普段に使った型が意外と多いです。
ラティオスは弱点も多いですが耐性もそれなりに多く、また瞑想と身代わりが覚えられるため、
特殊アタッカー相手なら瞑想を積みまくれば身代わりが1回で壊されない程度には堅くなります。
S110という速さから両壁を張ることも可能です。一度壁を張ってしまえば一撃で持っていかれることはまずありません。流星群を使った後は置土産でさっさと退場することも可能です。
現実的な育成論としては、補助技を交えながら戦っていくことになりそうです。
ただ火力を上げたいのならばメガシンカせずに命の珠でも持った方がよさげです。
何かとアンバランスな点も多いですが、やはり種族値合計700というのは魅力的としか言いようがありません。現代の環境にも十分ついていけるだけのポテンシャルは持っていますので、
ドラゴン枠にお悩みの方は一度試してみてください。
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